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尋常性疣贅(ウイルス性イボ)

 

Verruca vulgaris

ウイルス性イボ(尋常性疣贅)とは

 
ウイルス性イボは、ヒト乳頭腫ウイルス(himan papillimavirus:HPV)が皮膚に感染して生じます。
皮膚の小さなキズからウイルスが侵入して感染するため、外傷を受けやすい手足にできやすいです。
また、アトピー性皮膚炎患者では、ひっかくことが多い部位肘窩、膝窩、手など)にも出来やすくなります。
 

ヒト乳頭腫ウイルス(HPV)について

 
イボの原因になるヒト乳頭腫ウイルスですが、子宮頸癌の原因にもなります。
ただし、型が異なりますので、直接の関連はありません。
ヒト乳頭腫ウイルスは、色々な病気に関連していますので整理してみました。
 

HPV型と疾患名のまとめ

HPV1

ミルメシア(治りにくい足の裏のイボ)

HPV2,4,7,27,57

尋常性疣贅(いわゆる普通のイボ)

HPV3,10,28,29,94 

扁平疣贅(青年に多い数mmの多発するイボ)

HPV16 

Bowen形丘疹症(外陰部のイボ)

HPV57,60

足底類表皮嚢腫(足底の粉瘤)

HPV6,11

尖圭コンジローマ(外陰部のイボ、性感染症)

HPV16,18,31,33-35,39,40,51-59

子宮頸癌(※ワクチンで癌を予防出来ます

 

治療

イボは治りにくいことが多く、様々な治療法が工夫されています。
日本のガイドラインの推奨度別に治療をまとめました。
患者さんに合った治療をご提案させていただきます。
 

  • 推奨度A
    • 液体窒素凍結療法(保険) 当院で可能
    • サリチル酸外用(保険) 当院で可能
  • 推奨度B
    • ヨクイニンエキス内服治療(保険) 当院で可能
    • レーザー療法(自費) 検討中です
    • 接触免疫療法(自費) 2021年度より導入予定
  • 推奨度C1
    • 外科切除 2021年度より実施予定
    • モノ・トリクロル酢酸外用 2021年度より導入予定
    • その他(フェノール外用、イミキモド外用、ブレオマイシン局注、5-FU外用、ビタミンD3外用など)

 



 

 
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