塩化アルミニウム外用治療とは

全ての部位の多汗症に対して、まず最初に行う治療の候補となっています。
「脇」「手足の軽症例」は、単純塗布(塗るだけ)で使用します。
「手のひら、足の裏の中等症~重症度」は、密閉療法で使用することで効果が強くなります。
保険適応が無く、自費治療になります。
 

塩化アルミニウムの効果

手汗患者12名の20%塩化アルミニウムローション治療の報告

治療方法

12名の手の多汗症患者12名で、片方の手で4週間毎日塩化アルミニウム外用し、もう片方は無治療とした。

4週間後に機械で発汗量を測定した。

結果

【効 果】51.4対72.7g water/m2/hと汗の量は有意に減少した。

【副作用】手のかぶれが12名中4名にみられた。1名はかぶれがひどかったため治療を中止した。 

 

手足の重症多汗症患者53名の20%塩化アルミニウム密閉治療(日本2007)

治療方法

53名の手足の多汗症患者(平均年齢26歳)。

片方の手で4週間毎日塩化アルミニウム密閉治療、もう片方はボトックス注射(片側50単位)治療を行った。

4週間後に機械で発汗量を測定した。

結果

どちらも発汗量が著名に低下した。

塩化アルミニウムの密閉治療は、ボトックス注射と同等の治療効果であった。 

密閉治療で使いやすい軟膏タイプを準備中です!

 

塩化アルミニウムの使い方

単純塗布

「脇」「手足の軽症例」に使用します。

夜寝る前に、発汗部位に外用します。
しばらくは毎日続けます。
効果がみられたら、外用の間隔を空けます(週1~2回)。

 

密閉治療

「手足の中等症~重症例」に使用します。
ボトックス注射と同様の治療効果があります。

軟膏(密閉治療がしやすい)
夜寝る前に、手のひらに塩化アルミニウム軟膏を塗ります。
手の甲、指間部にワセリンを塗ります。(カブレの対策)
その上から、プラスチック手袋をします。(足はサランラップ)
翌朝、手袋を外して手を洗います。 
しばらくは毎日続けます。1週間程度で効果がみられるので、外用の間隔を空けます(週1~3回)。

  

ローションで行う密閉治療
夜寝る前に、手の甲、指間部にワセリンを塗ります。(カブレの対策)
綿の手袋をして、ローションを手のひら側にたっぷり染み込ませます。
綿手袋の上から、プラスチック手袋をします。(足はサランラップ)
翌朝、手袋を外して手を洗います。 
しばらくは毎日続けます。1週間程度で効果がみられるので、外用の間隔を空けます(週1~3回)。

  

塩化アルニウムの費用

 全て、税込みです。

薬剤料 

ローション100ml 1,650円

軟膏30g 2,750円