粉瘤とは
「皮膚の下のしこり」で、頻度の高い皮膚腫瘍です。
皮膚の下に皮膚の袋ができて、その中に垢(アカ)が溜まります。
少しずつ大きくなる傾向があります。
皮膚の袋が破れると、感染を起こし腫れます。
粉瘤の手術
主に2通りの方法があり、どちらも対応可能です。(※2021年4月以降)
手術の流れ
手術の方法をご説明します。基本的に初診日に手術可能です。
局所麻酔をします。
手術をします。
必要なお薬を処方します。
手術翌日、創部の確認を行います。
5~7日後、抜糸します。
費用
健康保険(3割負担の場合)
皮膚腫瘍切除術 | 露出部2㎝未満:8,010円(手術4,980円+病理検査3,030円) 露出部2~4㎝:14,040円(手術11,010円+病理検査3,030円) 露出部以外3㎝未満:6,870円(手術3,840円+病理検査3,030円) 露出部以外3~6㎝:12,720円(手術9,690円+病理検査3,030円) |
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※別途、初診料、再診料、処方量、薬剤量などがかかります。
※露出部とは、頭部、頸部、腕の肘関節以下、足の膝関節以下です。
よくある質問
手術は痛いですか。


歯科麻酔で使われるものと同じものです。
手術中は痛みはありません。
大きな腫瘍だと深い部位の麻酔が足りないことがあるため、その場合は手術中に麻酔を追加します。
手術後は痛いですか。


痛み止めも処方していますが、使わなくても大丈夫だったという方も多くいます。
手術後の通院はどうなりますか。


糸で縫っているときは、5~7日後(部位によって日数が変わります)に抜糸しています。
抜糸した時の創部の状態によって、その後の通院時期をお伝えしています。