エクロックゲルとは

2020年11月26日、日本初の多汗症に対する保険診療の塗り薬として新発売されました。
 
抗コリン剤の外用剤。
神経伝達物質であるアセチルコリンの作用を阻害します。
アセチルコリンは汗腺から発汗を誘発すると考えられており、本剤は多汗症の原因となるエクリン汗腺のムスカリン受容体と結合することでアセチルコリンの結合を阻害し、発汗を抑制します。
 

 臨床試験

患者

12歳以上の日本人281人

HDSS(自覚症状スコア)が3点以上(1~4点)

HDSM-Axスコア(重症度スコア)が2点以上(0~4点)

腋窩発汗量が両側50㎎以上

方法

薬剤使用グループと、使用しないグループでの比較試験(無作為化、基剤対照、二重盲検)になります。

結果

HDSS(自覚症状スコア)が2点以下に、60.3%が改善。(対照群47.9%)

77.3%が発汗重量が半分以下になった。(対照群66.4%)

両腋窩の発汗重量が157.1㎎減少。(対照群128.1㎎減少)

HDSM-Axスコアがー1.41点(4点満点)に改善。(対照群ー0.93)

 

 副作用 

重篤なもの

無し

頻度が多いもの

上咽頭炎(14.2%)

適用部位皮膚炎(8.5%)

適用部位紅斑(5.7%)

抗コリン作用関連

口渇(1.4%)

便秘(0.7%)

散瞳(0.7%)

 

使い方

1本20gのポンプ付きボトルになっています。
1本で14日分になります。
ポンプ1押し分で片脇分です。
 
エクロック0
 
 
アプリケーターの上面にエクロック®ゲルをのせます。
エクロック1

 
脇の下に塗り広げます。手を使って塗らないようにします。
エクロック2

 
薬液を塗った後、わきが乾くまでは寝具や衣服が触れないようにします。
 
WEB順番受付