ニキビの低用量ピル治療とは

まずは保険診療での治療を行い、それでも改善しない重症ニキビの治療に使用しています。
とくに生理前に悪化する女性の大人ニキビには効果的です。
ホルモン治療(スピロノラクトン)と併用した方が効果が高いため、併用治療をお勧めしています。
低用量ピル治療は、海外のニキビの治療ガイドラインで推奨されており、米国FDAに承認されています。
日本では、ニキビ治療には未承認であり自費診療となります。
 

使用できない方・注意が必要な方

使用できない方

血栓症リスクのある方
-血栓性静脈炎、肺塞栓症、脳血管障害、冠動脈疾患のある人
-35 歳以上で 1 日 15 本以上喫煙する人
-心臓弁膜症のある人のうち肺高血圧症や心房細動のある人
-糖尿病性腎症や糖尿病性網膜症のある人
-抗リン脂質抗体症候群のある人
-血栓ができやすい体質の人
-手術・出産などの長期間安静状態の人
-脂質代謝に異常のある人
-高血圧のある人
マーベロンに含まれる成分で過敏症のあった人
エストロゲン依存性悪性腫瘍(乳がん、子宮内膜がん)や、子宮頸がんの人
診断の確定していない異常性器出血のある人(性器癌の検診が必要)
前兆がみられる片頭痛のある人(脳血管障害リスク)
肝臓に重篤な障害のある人(増悪するリスク
肝臓に腫瘍のある人(増悪するリスク
耳硬化症のある人(症状の増悪
妊娠中に黄疸や妊娠ヘルペスがあった人(再燃のリスク
妊婦または妊娠している可能性のある人
授乳中の人
現在、身長が伸びている人
ヴィキラックス配合錠(C型肝炎治療薬)を使用している人
 

使用に注意が必要な方

血栓症リスクのある方
-40 歳以上の人
-喫煙している人
-肥満の人
-血縁に血栓症になった人がいる人
-心臓弁膜症の人
-軽い高血圧のある人、妊娠中に高血圧になったことのある人
子宮筋腫の人
乳がんの人
血縁に乳がんになった人がいる人、乳房にしこりのある人
前兆のない片頭痛のある人
糖尿病のある人または耐糖能に異常のある人
ポルフィリン症の人
肝臓に障害のある人
心臓病や腎臓病のある人
てんかんのある人
テタニーのある人
 

副作用

健康な女性が長期間にわたり服用するという前提で開発されており、極めて安全性が高い薬剤です。
血栓症リスクが無い人であれば安全に使用できます。
 
【血栓症】
次のような症状があらわれた場合にはただちに使用を中止して救急医療機関を受診してください。

手足

足の突然の痛み・腫れ、脱力・まひ

突然の息切れ、押しつぶされるような痛み

激しい頭痛

舌のもつれ・しゃべりにくい

突然の視力障害

次のような場合には、症状が軽くても使用を中止して医療機関をただちに受診してください。
-血栓症が疑われる症状がある(足の腫れ・痛み・しびれ・発赤・ほてり、嘔吐・吐き気、頭痛など)
-体が動かせない状態になった場合
-著しく血圧が上がった場合
-脱水の状態になった場合など
 
【血栓症の頻度について】
ピル使用は、血栓症リスクが2倍になる。
正常な妊娠・出産でも、血栓症リスクが10倍以上になる。
ピルに伴う血栓症は、血栓症リスクが高い人で注意が必要(使用しない)。

ピル未使用者

1~5人(米国FDA)、4~5人(カナダ産科婦人科学会)

ピル使用者

3~9人(米国FDA)、8~9人(カナダ産科婦人科学会)

妊婦

5~20人(米国FDA)、29人(カナダ産科婦人科学会)

褥婦(出産直後)

40~65人(米国FDA)、300~400人(カナダ産科婦人科学会)

 

費用

全て、税込み価格です

初診料

3,300円

再診料 

1,100円

検査料

1,650円

薬剤料 

3,300円(1ヶ月分)

 

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