ADMの症例写真

当院の患者様の治療経過です。

case1:ピコレーザー治療

ADMのピコレーザー治療1
治療内容

ピコレーザーによるシミ治療

費用

ピコスポット 5,500~55,000円

顔全体 44,000~55,000円

副作用&リスク

1~2週間程度のかさぶた

色素沈着、色素脱失

case2:ピコレーザー治療

ADMのピコレーザー治療2
治療内容

ピコレーザーによるシミ治療

費用

ピコスポット 5,500~55,000円

顔全体 44,000~55,000円

副作用&リスク

1~2週間程度のかさぶた

色素沈着、色素脱失

ADM(後天性真皮メラノサイトーシス) とは

ADMとは

ADMのイラスト
原因はよくわかっていないシミです。

子供の時には無かったシミが、20歳代くらいの大人になってから生じます。
両頬部・左右のおでこ・下まぶたに、米粒~小さな小豆大くらいのソバカスより少し大きなシミが多発します。
色調は灰色や褐色でややくすんで見えます(シミが深いところにあるため)。
 

ADMの原因と治療

成人期になって真皮メラノサイト(深いところの色素細胞)が活性化することでシミを生じます
紫外線や女性ホルモンなどの影響が推測されていますが、原因はわかっていません。
病変が深いため、レーザーフェイシャル、IPL、トーニング、塗り薬(ハイドロキノン・トレチノイン)は無効です。
ピコレーザーやQスイッチレーザーで治療を行います。
回数・時間はかかりますが、レーザーでかなりきれいに出来ます。
肝斑と合併して生じることが多く、合併している場合はレーザー治療前に飲み薬・塗り薬の前治療が必要になります。

ADMの治療

ADMの当院の治療方針

まずは診察して診断します。
ADMは、病変が深いため多くの治療が効果がありません。
当院ではピコレーザーによる治療を行います。
 

ADMの飲み薬治療

単独での効果はありません。
肝斑合併では、ADMのレーザー治療前にトランサミン内服を行います。
炎症後色素沈着に対して、レーザー治療後にビタミンC内服をすることがあります。
 

ADMの塗り薬治療

肝斑合併例が多いため、肝斑治療としてレーザー治療前に行うことがあります。
ADM治療中のレーザーによる炎症後色素沈着に行うことがあります。
その他の合併したシミ治療にも有効です。
HQ・トレチノイン療法 ゼオスキンヘルス
 

ADMのレーザー治療

治療反応は良いですが、複数回の治療が必要になります。
治療期間に、炎症後色素沈着が強く出ることが多いです。
病変が深いため、レーザーフェイシャル、IPL、レーザートーニングは無効です
治療は、Qスイッチレーザー、ピコレーザーで可能です。
広範囲のシミには、ダウインタイムの少ないピコレーザーは良い適応です。
ピコレーザー