ほくろの手術とは
急な増大などの悪性が疑われる場合、目の近くで視野に入って邪魔になる、顔を洗うときに爪がひっかかって出血してしまう等の医学的に必要な場合に保険適用となります。
受診当日(初診日)に予約なしで手術可能です。
部位や大きさによっては当日手術が出来ない安倍は、当院での手術ができないことがあります。
当院で手術が出来ない場合は基幹病院に紹介させていただきます。
手術5~7日後に再診が必要です。
ほくろ手術の症例写真
当院の患者様の治療経過です。
ほくろの縫いとじる手術
症例1 鼻のほくろ手術
手術前
局所麻酔をして切開、縫合しました。
手術後1ヵ月
まだ赤みが残っています。半年後には殆どわからなくなります。
治療内容:局所麻酔を行い、ほくろを切開切除し、縫合します。約5日後に抜糸します。
費用:6,870~14,040円
リスク:痛み、感染、キズの赤み・ふくらみ
症例2 目の下のほくろ手術
手術前
局所麻酔をして切開、縫合しました。
手術後1ヵ月
傷痕も目立たなくなりました
治療内容:局所麻酔を行い、ほくろを切開切除し、縫合します。約5日後に抜糸します。
費用:6,870~14,040円
リスク:痛み、感染、キズの赤み・ふくらみ
症例3 鼻下のほくろ手術
手術前
局所麻酔をして切開、縫合しました。
手術後1ヵ月
まだ赤みが残っています。半年後には殆どわからなくなります。
治療内容:局所麻酔を行い、ほくろを切開切除し、縫合します。約5日後に抜糸します。
費用:6,870~14,040円
リスク:痛み、感染、キズの赤み・ふくらみ
症例4 耳のほくろ手術
手術前
局所麻酔をして切開、縫合しました。
手術後1ヵ月
傷痕は殆どわからなくなりました。
治療内容:局所麻酔を行い、ほくろを切開切除し、縫合します。約5日後に抜糸します。
費用:6,870~14,040円
リスク:痛み、感染、キズの赤み・ふくらみ
症例5 ほうれい線のほくろ手術
手術前
局所麻酔をして切開、縫合しました。
手術後5ヵ月
傷痕は殆どわからなくなりました。
治療内容:局所麻酔を行い、ほくろを切開切除し、縫合します。約5日後に抜糸します。
費用:6,870~14,040円
リスク:痛み、感染、キズの赤み・ふくらみ
症例6 眉上のほくろ手術
手術前
局所麻酔をして切開、縫合しました。
手術後2ヵ月
少し赤みがのこります。
手術後8ヵ月
傷痕は殆どわからなくなりました。
治療内容:局所麻酔を行い、ほくろを切開切除し、縫合します。約5日後に抜糸します。
費用:6,870~14,040円
リスク:痛み、感染、キズの赤み・ふくらみ
症例7 ほうれい線の大きなほくろ手術
手術前
局所麻酔をして切開、縫合しました。
手術後2週間
少し赤みがのこります。
治療内容:局所麻酔を行い、ほくろを切開切除し、縫合します。約5日後に抜糸します。
費用:6,870~14,040円
リスク:痛み、感染、キズの赤み・ふくらみ
症例8 眉間のほくろ手術
手術前
局所麻酔をして全摘しました。
手術後1週間
抜糸前です
手術後1週間
抜糸直後です
手術後1年
目立たなくなりました
治療内容:局所麻酔を行い、ほくろを切開切除し、縫合します。約5日後に抜糸します。
費用:6,870~14,040円
リスク:痛み、感染、キズの赤み・ふくらみ
ほくろの縫い閉じない手術
症例1 鼻のほくろ手術
手術前
局所麻酔をしてくりぬき法で摘出。
手術後1週
2~3カ月赤みが残ります。
手術後6ヵ月
赤みがだいぶ目立たなくなりました
手術後1年
さらに目立たなくなりました
治療内容:局所麻酔を行い、ほくろを切開切除します。
費用:4,950円~
リスク:痛み、感染、キズの赤み・ふくらみ
症例2 頬のほくろ手術
手術前
ADMの治療も同時に実施
手術後6週間
まだ赤みが目立ちます。
手術後3カ月
赤みが薄くなりました
手術後1年
ほくろもADMもキレイになりました
治療内容:局所麻酔を行い、ほくろを切開切除します。
費用:4,950円~
リスク:痛み、感染、キズの赤み・ふくらみ
治療内容:ADM(下眼瞼のアザ)にレーザー照射を行います
費用:1回 6,000~11,850円
リスク:痛み、赤み、水泡、色素沈着
症例3 頬のほくろ手術
手術前
中くらいサイズのほくろ
手術後2カ月
まだ赤みが目立ちます。
手術後3カ月
赤みが薄くなりました
手術後6カ月
目立たなくなりました
治療内容:局所麻酔を行い、ほくろを切開切除します。
費用:4,950円~
リスク:痛み、感染、キズの赤み・ふくらみ
症例4 顔のほくろ手術
手術前
6個のほくろ
手術4カ月後
少し赤みが残ります。
手術10カ月後
キレイになりました
手術2年半後
再発なし。
治療内容:局所麻酔を行い、ほくろを切開切除します。
費用:4,950円~
リスク:痛み、感染、キズの赤み・ふくらみ
症例5 頬のほくろ手術
手術前
頬のほくろ
手術後6カ月
まだ赤みが目立ちます。
手術後10 カ月
目立たなくなりました
治療内容:局所麻酔を行い、ほくろを切開切除します。
費用:4,950円~
リスク:痛み、感染、キズの赤み・ふくらみ
ほくろとは
ほくろとは
私たちが日常的な会話の中で「ほくろ」と呼んでいるものは、皮膚科学的な正式名称では「色素性母斑(しきそせいぼはん)」あるいは「母斑細胞母斑(ぼはんさいぼうぼはん)」といいます。
皮膚には、太陽光に含まれる有害な紫外線からDNAを守る日傘のような役割を果たすために、黒褐色のメラニン色素を作り出す「メラノサイト(色素細胞)」という重要な細胞が広く存在しています。このメラノサイトが、胎児期や後天的な様々な刺激によって何らかの遺伝子的な変化を起こし、「母斑細胞」という特殊な細胞へとなり、皮膚の一部に集中的に増殖したものが、ほくろの正体です。
褐色~黒色のことが多いですが、当院の症例写真にもありますように、ときに皮膚と同じ色のこともあります。
盛り上がったものもあれば、平坦なものもあります。
毛が生えていることもあります。
ほくろの診断
ほくろのがん(悪性黒色腫、メラノーマ)との鑑別が重要です。
ダーモスコピー検査が有効です。
当院でもダーモスコピー検査が受けられます。
ほくろの鑑別疾患
悪性黒色腫
- 海外ではメジャーですが、日本では稀です。10万人に1~2人の頻度です。
- 詳しくはこちら。
基底細胞がん
- ホクロで受診されて皮膚がんだったという患者様が当院だけでも、毎年何件もあります。
- その殆どが、この基底細胞がんです。
- 殆どの場合で皮膚科医は見ためで診断できますが、皮膚生検で診断を確定させてから手術を行います。
- 詳しくはこちら
脂漏性角化症
- ホクロとの鑑別疾患で最も多い腫瘍です。
- 加齢とともに殆ど全ての人に生じる、加齢性のイボです。
大人になってから「ほくろが増える」理由
子供の頃には気にならなかったほくろが、20代後半や30代、あるいは40代といった大人になってから急に顔や身体に増えたと感じることは、珍しいことではありません。ほくろが大人になってから増え、目立つようになる背景には、いくつかの環境要因と生理学的要因が関係しています。
ほくろが増える直接的な要因として挙げられるのが、長年にわたる紫外線ダメージの蓄積です。皮膚が無防備な状態で紫外線を浴びると、身体を光老化や皮膚がんのリスクから守るためにメラノサイトが過剰に活性化し、大量のメラニン色素を生成します。通常、健康で若々しい肌であれば、皮膚のターンオーバー(約28日周期で行われる新陳代謝)によって、古い角質細胞とともに過剰なメラニン色素も垢となって体外へと排出されます。しかし、加齢やストレス、睡眠不足などによってこのターンオーバーのサイクルが遅延すると、排出されずに蓄積したメラニン色素や、慢性的なダメージを受けて変質したメラノサイトが皮膚の内部に定着しやすくなります。その結果として、長年の紫外線曝露のツケが回ってくる30代から40代以降になって、新たなほくろや濃いシミとして皮膚表面に顕在化してきます。特に顔や首、手の甲など、日常的に日光に晒されやすい部位にほくろが増えやすいのはこのためです。
加えて、日常生活における物理的な摩擦や圧迫といった「外的刺激」も、ほくろを増やす極めて大きな引き金となります。例えば、ワイシャツの硬い襟が常に擦れる首回り、下着のゴムが食い込む部分、ベルトが日常的に圧迫する腰回りなどは、局所的な摩擦による微弱な炎症が継続的に加わることで、皮膚を守ろうとする防衛本能からメラノサイトが異常に活性化し、ほくろが新しく形成されやすい部位として知られています。
さらに、女性に顕著に見られる傾向として、ホルモンバランスの急激な変動も影響を与えます。思春期の成長過程はもちろんのこと、妊娠中や出産後、更年期といった女性ホルモン(エストロゲンやプロゲステロン)の分泌量が大きく変化する時期には、メラノサイトの働きが乱れやすくなり、ほくろが一時的に新たに出現したり、既存のほくろの色が一時的に濃くなったりする現象が報告されています。このように「ほくろが増える」という現象は、単なる老化現象の一つというだけでなく、これまでの生活習慣や肌への物理的ダメージの履歴を表すサインとも言えます。
「ほくろは痒い」と感じたときに警戒すべき皮膚がんのサイン
普段は全く気にならなかったほくろに突然「痒み」が生じたり、短期間で急激に「大きくなる」といった明らかな変化が現れた場合、患者は強い不安を覚えるはずです。もちろん、衣服による単なる摩擦や、ほくろの周囲の皮膚が乾燥していることによる一時的な痒みなど、良性の理由によるものも多く存在しますが、専門医として最も強く警戒し、患者に見逃さないよう指導しているのが、「悪性黒色腫(メラノーマ)」をはじめとする皮膚がんの初期症状が隠れている危険なケースです。悪性黒色腫は、メラノサイトが悪性化(ガン化)したものであり、進行が早く、早期発見と早期治療が命を分ける極めて重大な疾患です。
専門医が良性の安全なほくろと、悪性黒色腫の疑いがある病変を視診で見分ける際には、国際的な診断のガイドラインである「ABCDEルール」という明確な指標が用いられます。患者自身もこの5つのサインを知識として持っておくことが、早期発見の鍵となります。
これらの危険なサインのうち、一つでもご自身のほくろに当てはまると感じる場合、あるいは出血や痛みを伴うような場合は、決して自己判断で放置したり、市販の塗り薬で一時凌ぎをしようとしたりしてはいけません。早期に皮膚科専門医を受診し、「ダーモスコピー」と呼ばれる特殊な医療用拡大鏡を用いた検査を受けることが重要です。ダーモスコピー検査は、患部にレンズを当てるだけで痛みは全くなく、基底細胞がんや悪性黒色腫などの皮膚がんを極めて高い精度(感度・特異度ともに非常に高い数値が報告されています)で見分けることが可能です。もしダーモスコピー検査の結果、悪性の疑いが極めて強いと専門医が判断した場合には、局所麻酔下で組織の一部または全体をメスで採取して顕微鏡で調べる病理検査(組織生検)へと進み、最終的な確定診断と適切な治療プランの立案を行います。
ほくろ手術の流れ
手術の方法をご説明します。基本的に初診日に手術可能です。
局所麻酔をします。
手術をします。
必要なお薬を処方します。
手術翌日、創部の確認を行います。
5~7日後、抜糸します。
ほくろ手術の費用
保険診療(3割負担の場合)
悪性が疑われる(急な増大など)、血がでる、視野に入って邪魔になる、など医学的に必要な場合に保険適用となります。
別途、初診料、再診料、処方量、薬剤量などがかかります。
露出部とは、頭部、頸部、腕の肘関節以下、足の膝関節以下です。
| 皮膚腫瘍切除術 | 露出部2㎝未満:8,010円(手術4,980円+病理検査3,030円) 露出部2~4㎝:14,040円(手術11,010円+病理検査3,030円) 露出部以外3㎝未満:6,870円(手術3,840円+病理検査3,030円) 露出部以外3~6㎝:12,720円(手術9,690円+病理検査3,030円) |
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自費診療
下記以外にも薬剤料(ワセリン)330円、テープ代330円がかかります。
| 初診料 | 3,300円 |
|---|---|
| 再診料 | 1,100円 |
| 手術基本料 | 5,500円 |
| 4mm未満 | 1個 5,500円 |
| 4-6mm | 1個 6,600円 |
| 6mm以上 | 1個 11,000円 |
よくある質問
予約の患者様もおりますため、混みあってる日は、診察後から手術までの間の待ち時間が長くなることがあります。
その場合は、お待ちいただき当日手術を希望されるか、後日の時間予約での手術をご希望されるかご希望を伺っています。
診察前の時間予約は承っておりません。
歯科麻酔で使われるものと同じものです。
手術中は痛みはありません。
大きなものでも、我慢できる程度の痛みがありますが、時間とともに改善していきます。必要であれば痛み止めも処方しています。
1週間後に抜糸を行います。
顔は少し早く抜糸することも可能で、4~7日で抜糸しています。
抜糸時に、創部の状態によってその後の通院間隔を改めてお伝えしています。