リベルサスとは
GLP-1ダイエットは
GLP-1とは体内に存在するホルモンで、食事刺激に反応して小腸から分泌されます。
膵臓からのインスリン分泌を助ける働きもあるため、糖尿病治療薬として保険適応があります。
食欲を抑制する働きがあり、欧米では肥満治療薬としても承認されています。
肥満の方は、食後にGLP-1ホルモンの分泌が少ないことが知られており、肥満の人は痩せにくく、痩せている人は痩せたままをキープしやすいと言えます。
日本では肥満治療薬としての保険適応は無いため、自費診療となります。
リベルサスとは
GLP-1製剤は、これまで注射製剤のみしかありませんでした。
2021年2月にGLP製剤の飲み薬としてリベルサスが発売されました。
リベルサスによる減量効果の論文
リベルサスとビクトーザの比較とは
糖尿満患者711名をリベルサス1.5㎎/日、ビクトーザ1.8㎎/日、プラセボ(偽薬)グループに分け、26週間後の糖尿病治療効果、減量効果を評価した。
リベルサス、ビクトーザともに同等の糖尿病治療効果を認めた。
リベルサス15㎎/日は、ビクトーザ1.8㎎/日よりも優位な体重減少がみられた。
平均体重減少は、リベルサス群ー4.4kg、ビクトーザ群で-3.1kgだった。
出典:LANCET2019
リベルサスとビクトーザ、オゼンピックの比較
GLP-1製剤の中で減量効果が高いのは、ビクトーザ(注射)、オゼンピック(注射)、リベルサス(飲み薬)の3剤であることがわかっています。
14個のGLP-1製剤による研究の体重減少効果に対するグラフです。
わかりやすく、ビクトーザ(注射)、オゼンピック(注射)、リベルサス(飲み薬)の3剤のみ表示してみました。
どれも減量に効果的であることが示されています。
※これらの研究は糖尿病治療に伴う、副次的な減量効果を評価したものです。
GLP1ダイエットの特徴
GLP-1ダイエットは成功しやすい
ダイエットは正しい食事管理が最も重要です。
最も重要である食事管理を強力にサポートしてくれるのがGLP-1ダイエットです。
「1回の食事で食べ過ぎない」「間食をしないようにする」と言ったダイエットの基本である食生活の改善を強力にサポートしてくれます。
自然と摂取カロリーが減るため、健康的に体重が落ちていきます。
GLP-1ダイエットは継続しやすい
ダイエットでは食事管理が最も重要です。
自分で食事をコントロールできればよいのですが、食事管理はストレスを感じやすくうまく行かないことが多いです。
GLP-1ダイエットでは自然に食欲が抑えられるため、ストレスを感じにくく継続できます。
GLP-1ダイエットは欧米で肥満治療に承認されています
GLP-1は、日本では糖尿病治療薬とし保険適応ですが、アメリカ・ヨーロッパでは肥満治療薬としても承認されています。
(※欧米では高度肥満治療に保険適応で合って、すべてのダイエットに保険適応というわけではありません)
GLP1ダイエットの注意点
GLP-1ダイエットの高いダイエット成功率が注目される一方で、間違ったネット広告が問題になっています。
効果や副作用について、間違った情報には注意してください。
我慢・努力は一切なし!楽して痩せる!
- ダイエットをする意識があれば、強力なサポートになります。
- 何もしなくても自動的に痩せるわけではありません。
つらい思いは一切なし!
- どんな薬剤にも副作用のリスクはあります。
- 気持ち悪さが出る人もいますので、初回は慎重に始めます。
1カ月で●●㎏減少!
- 摂取カロリーを適切に調整し食べ過ぎないことでダイエットをサポートしてくれるダイエット法です。
- 最初の2週間で2㎏以上のダイエットに成功する方は結構いらっしゃいますが、
- 1か月で2桁kgのような急激な体重減少を狙ったダイエットではありません。(間違ったダイエットですし、健康被害があります)
海外でポピュラーなダイエット法
- アメリカ・ヨーロッパでは肥満治療薬としても承認されています。
- しかし、高度な肥満治療への適応であって、一般的なダイエット法としてポピュラーというわけではありません。
GLP-1ダイエット飲み薬の使い方
リベルサスの用法・用量
0.3㎎で治療を開始して、4週間継続します。
食欲が止まらなければ、0.7㎎に増量します。
食欲が止まっていれば、その量を維持量として継続します。
リベルサスの注意点
本剤の吸収は胃の内容物により低下します。
1日のうちの最初の食事・飲水の前に、空腹の状態でコップ約半分の水(約120mL以下)で服用します。
服用後少なくとも30分は、飲食及び他の薬剤の経口摂取を避けます。
ポイント
服用前の絶食時間を作る。
服用後の絶飲食時間を長めに。(添付文書では30分以上。2時間程度あけるとより良い。)
水は、少量がよい。
錠剤の添加剤も影響する。同じ容量であっても、7㎎2錠より、14㎎1錠の方がよい。
リベルサスの副作用
治療初期に胃部不快感・胃が張っている感じ・頭痛・便秘・下痢といった消化器症状が出ることがあります。
ご予約方法
ご予約方法
WEB順番予約は、診療開始時間から当日の順番をお取りできます。
直接お並び頂く場合は、診療開始15分前から受付を行っております。
初めて受診受診する方へ
Web順番予約の取り方
当日施術希望について
受診前(診察前)の施術のご予約は行っておりません。
診察後に施術枠に空きがある場合のみご案内可能です。
※受付時に問診表に当日施術希望であることもお伝えください。
初めて受診受診する方への美容診療についてをご参考ください。
リベルサスの費用
全て、消費税込みです。
初回お試しは、GLP-1注射も含めて初めての方が対象になります。
初診料 | 3,300円 |
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再診料 | 1,100円 |
薬剤料 | リベルサス3㎎ 3,300円/10日分(初回お試し) リベルサス3㎎ 13,200円/30日分 リベルサス7㎎ 24,200円/30日分 リベルサス14㎎ 39,800円/30日分 |
※GLP-1ダイエット治療について
未承認医薬品等(異なる目的での使用)
リベルサスは、医薬品医療機器等法において、「2型糖尿病」の効能・効果で承認されていますが、当院で行う肥満治療目的での使用については国内で承認されていません。
入手経度等
国内の医薬品卸業者より国内承認薬を仕入れています。
国内の承認医薬品の有無
国内では「ウゴービ」というGLP-1製剤が「肥満治療」の効能・効果で厚生労働省に認可されています。
諸外国における安全性などに係る情報
GLP-1受容体作動薬の注射製剤が米国FDAと国内で肥満治療薬として承認されています。