炎症後色素沈着(PIH)とは

炎症後色素沈着とは

炎症後色素沈着のイラスト
あらゆる原因の炎症が収まった後に生じるシミです。

例えば、
ニキビや傷、やけどなどが治った後にシミになった
レーザー治療を受けた後、シミが濃くなった
顔や首に液体窒素の施術を受けたところがシミになった

 

炎症後色素沈着の治療

通常は経過観察で消退します。
炎症の強さや期間に応じて、炎症後色素沈着が消えるまでのかかる時間が変わります。
炎症の程度によっては、ずっと消えないシミとなってしまうこともあります。
シミが消退するまでの時間は部位によっても異なり、顔は数か月~半年、からだは1年、四肢はさらに時間がかかります。
 
 

炎症後色素沈着の治療

炎症後色素沈着の当院の治療方針

まずは診察して診断します。
炎症後色素沈着は、経過観察でも完治する可能性があります。
顔は数カ月で消えることもありますが、体は2~3年と時間がかかることがあります。
早く消したい場合は、塗り薬やレーザーを使います。
また、時間がたっても消えない場合も、塗り薬やレーザーを使って治療します。
治療をしても消しきれないこともあります。
 

炎症後色素沈着の生活指導

増悪因子なので、紫外線は避けます。
炎症をきたす原因(繰り返す湿疹やニキビなど)があれば治療をします。
 

炎症後色素沈着の飲み薬治療

ビタミンC内服が保険適応です。
保存的な治療をするときに処方することがあります。
 

炎症後色素沈着の塗り薬治療

積極的な治療の中で、まず行う治療です。
HQ・トレチノイン療法 ゼオスキンヘルス
 

炎症後色素沈着のレーザー治療

急性期

効果があることもありますが、悪くなることもあります。

レーザーの合併症に炎症後色素沈着があるため、弱いレーザーを何度か当てて効果を見る照射方法(ピコトーニング、ピコフラクショナル)になります。

慢性期

出来たばかりの炎症後色素沈着は経過観察や塗り薬治療をお勧めしていますが、長期に固定された炎症後色素沈着症はレーザー治療も効果的です。

外傷に伴うものであれば保険適応もあります。

ピコレーザー
 

炎症後色素沈着の症例写真

当院の患者様の治療経過です。

症例1

炎症後色素沈着の塗り薬の治療前1

治療前
ガウディスキンで塗り薬の治療を行いました

 


治療後
かなりキレイになりました。

症例2

炎症後色素沈着のレーザーの治療前1

治療前
子供の時の怪我による外傷性色素沈着症。
ピコレーザーの治療を行いました

 

炎症後色素沈着のレーザーの治療後1

治療後
かなり薄くなりました