ニキビ跡とは

ニキビ跡は、大きく分けて3種類あります。

凹んだニキビ跡

凹んだニキビ跡は自然に治ることはありません。
レーザー治療で改善しますが、時間のかかる治療です。
ポテンツァCO2フラクショナルピコフラクショナルダーマペン
 

赤いニキビ跡

赤いニキビ跡は、経過を見ていると治ることがあります。
ニキビ治療を継続しながら経過を見ます。
長期間改善しない赤いニキビ跡は、ブイビームで治療を行っています。
ブイビーム
Vビーム
 

茶色いニキビ跡

炎症を起こしたニキビが改善した後に生じます。
経過をみていると治ることが多いため、ニキビ治療を継続しながら経過を見ます。
顔は半年程度で改善してきますが、背中のニキビ跡は消えるまでに時間がかかります。
長期間改善しない茶色いニキビ跡は、シミ治療に準じて治療を行っています。
トレチノイン・ハイドロキノン療法
 
 

凹んだニキビ跡とは

ニキビ跡

ニキビ跡は、炎症の強いニキビが長期間持続した時に、炎症が 真皮にまで波及して、次第に 真皮が硬くなり縮むことで生じます。
表皮までの炎症であれば茶色いシミ(炎症後色素沈着)を生じますが、真皮に炎症が長期間波及することで凹んだニキビ跡になります。
凹んだニキビ跡は、お肌の自然な新陳代謝で改善することはありません。保険診療でも治療方法がないため、自費診療での治療をご紹介しています。
ニキビ跡とは

ニキビ跡治療

凹んだニキビ跡の治療は、昔はパンチ切除(外科的切除)、TCAピーリング、フィラー注入(ヒアルロン酸などの充填)、ダーマアブレーション(皮膚剥離術)などが行われてきました。
近年になって、フラクショナルレーザーの開発が進み、色素沈着が生じやすい日本人のskin typeでも安全に効果的に治療が期待できるようになりました。
最近では、治療効果は劣るものの、より安価で、導入クリニックも多い、ダーマペンも普及してきています。

 
 

凹んだニキビ跡治療の比較


 
ダーマペン

ハードルの低い入口治療として広まってきています。

CO2フラクショナルレーザー

治療効果が高く、お勧めです。

ダウンタイムが長いのが難点です。

ピコフラクショナルレーザー

CO2より効果が落ちますが、ダウンタイムをかなり抑えます。

シミ治療効果が強く、お肌が明るくトーンアップします。

ポテンツァ

治療効果が高く、お勧めです。

ダウンタイムも少ないので、お勧めです。

1回単価が高いですが、他施術の2~3回分の効果を期待できるのでコスパも実は悪くありません。