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そばかす

FRECKLES
最終更新日:2026-05-24

そばかす(雀卵斑)を薄くしたい、消したいとお考えの方必見。皮膚科専門医が、遺伝や紫外線といった原因から、ピコレーザーや光治療(IPL)などの最新治療法、ダウンタイムの経過までを詳しく解説します。肝斑や一般的なシミとの見分け方、保険適用の可否、自宅でできるトラネキサム酸などの美白ケアや紫外線対策など、そばかす治療のすべてがわかる完全ガイドです。ご自身の症状に合わせた最適な改善方法が見つかります。

当院の症例写真
そばかす(雀卵斑)とは?発症のメカニズムと特徴
ご自身の肌をチェック!そばかすの代表的な症状
なぜできるの?そばかすを悪化・増加させる4つの原因
間違えやすいシミは?そばかすとの鑑別診断(老人性色素斑・肝斑など)
そばかすの治療
そばかすの予防方法
よくある質問
シミ外来の予約

case1:ピコレーザー

治療内容

ピコレーザーによるそばかす治療

費用

ピコスポット 5,500~55,000円

副作用&リスク

1~2週間程度のかさぶた

色素沈着、色素脱失

case2:ピコレーザー

治療内容

ピコレーザーによるそばかす治療

費用

ピコスポット 5,500~55,000円

副作用&リスク

1~2週間程度のかさぶた

色素沈着、色素脱失

case3:ピコレーザー

治療内容

ピコレーザーによるそばかす治療

費用

ピコスポット 5,500~55,000円

副作用&リスク

1~2週間程度のかさぶた

色素沈着、色素脱失

case4:ルメッカ

ルメッカのソバカス治療1
治療内容

ルメッカによるそばかす治療

費用

1回19,800~22,000円

副作用&リスク

赤み、腫れ、かさぶた、色素沈着、肝斑の増悪

そばかすの症例写真

そばかすのピコレーザー治療の症例写真

当院の患者様の治療経過です。

症例1 そばかす

そばかすのルメッカ治療1回後そばかすのピコレーザー治療前

治療前

そばかす


ピコスポット1回後

綺麗になりました。

治療内容:シミのピコスポット治療
費用:1回 55,000円
リスク:赤み、水泡、色素沈着
コメント:治療後に赤みや色素沈着が落ち着くのに時間がかかることがあります。

そばかすのルメッカ治療の症例写真

当院の患者様の治療経過です。

症例1 そばかす

そばかすのルメッカ治療1回後そばかすのルメッカ治療前

治療前

そばかす


ルメッカ1回後

1回で綺麗になりました。

治療内容:そばかすのルメッカ治療
費用:1回 22,000円
リスク:赤み、水泡、色素沈着
コメント:ソバカスは少ない回数で治療効果が出やすいです(※3~4回くらいの照射がお勧め)

症例2 そばかす

そばかすのルメッカ治療前

治療前

そばかす


ルメッカ1回後

薄くなりました。

そばかすのルメッカ治療2回後

ルメッカ2回後

2回で綺麗になりました。

治療内容:そばかすのルメッカ治療
費用:1回 22,000円
リスク:赤み、水泡、色素沈着
コメント:ソバカスは少ない回数で治療効果が出やすいです(※3~4回くらいの照射がお勧め)

そばかす(雀卵斑)とは?発症のメカニズムと特徴

一般的に「そばかす」と呼ばれているものは、顔の目立つ部分に現れるため、多くの女性にとって長年のコンプレックスになりやすい肌悩みの一つです。ここでは、そばかすの正体や、なぜ特定の人に現れやすいのかという根本的なメカニズムについて、皮膚科学の観点から詳しく紐解いていきます。

医学的な定義と「雀卵斑(じゃくらんはん)」と呼ばれる理由

そばかすは、主に鼻の周りから両頬にかけて、左右対称に散らばるように現れる直径数ミリの細かい斑点状のシミの一種です 。医学用語では「雀卵斑(じゃくらんはん)」と正式に呼称されています 。この名称は、顔に現れる無数の小さな褐色の斑点が、野生の雀(すずめ)の卵の表面にある細かな模様に非常に似ていることに由来しています。皮膚の表皮層において、色素細胞(メラノサイト)が過剰にメラニン色素を産生し、それが部分的に沈着することで目に見える斑点として現れるのが基本的なメカニズムです 。

日本人と欧米人の違いから見るメラニン色素(ユーメラニンとフェオメラニン)の役割

人間の肌や髪の色、そしてそばかすのできやすさは、生まれ持った「メラニン色素の種類と比率」によって大きく左右されます 。二つ目は、赤毛や金髪など色白の欧米人に多く見られる「フェオメラニン(肌色メラニン)」です。フェオメラニンは黄色から赤色をしており、紫外線から肌を守る働きが極めて弱いだけでなく、紫外線を浴びることで逆に肌内部に活性酸素を作り出してしまい、これが細胞にダメージを与えてそばかすを発生させる大きな要因となります 。日本人の肌はユーメラニンが多いため、本来はそばかすができにくい体質と言えますが、色白でフェオメラニンの比率が高い方や、紫外線対策が不十分な環境にいた方には現れやすくなります 。

「そばかすは珍しい?」変化する日本の美意識と心理的影響

欧米の映画や文学作品(例えば『赤毛のアン』や『長くつ下のピッピ』など)では、そばかすは若々しさ、無邪気さ、そして元気な子どもの愛らしいチャームポイントとして肯定的に描かれることが多くあります  。
また、海外ではハリウッド俳優などでもそばかすを隠さずに個性のひとつとして堂々と見せている方が多く、そばかすのある俳優さん(例えば『エマ・ワトソン』や『エマ・ストーン』など)ですぐに皆さんがイメージできる俳優さんも多くいらっしゃるかと思います。
しかし近年では、日本においても、海外のファッショントレンドやSNS(InstagramやTikTokなど)の普及により、「そばかすフィルター」を使ったメイクが若者の間で流行するなど、そばかすを「ナチュラルでヘルシーな可愛らしさ」として肯定的に捉える新しい美意識が日本でも広がりつつあります 。それでもなお、ご本人にとっては悩みの種であることも多く、適切な医療ケアによって改善を望む患者様も多くいらっしゃいます。

ご自身の肌をチェック!そばかすの代表的な症状

肌に現れる茶色い斑点がすべてそばかすというわけではありません。ご自身の症状が本当にそばかすであるかどうかを見極めるための、代表的な身体的特徴と特有の変化について解説します。

鼻周りや両頬に現れる「左右対称の小さな斑点」の特徴

そばかすのイラスト
そばかすの最も分かりやすい特徴は、その大きさと分布パターンにあります。一般的なシミ(老人性色素斑)が1センチ以上の大きな塊として現れることがあるのに対し、そばかすは直径が1ミリから大きくても5ミリ程度の、非常に細かく小さな斑点であることが特徴です
。これらの小さな斑点が、顔の中心である鼻の頭を起点として、両頬の高い部分にかけて広範囲に散らばるように発生します 。多くの場合、顔の中心線を軸として左右対称に広がり、一つ一つの斑点の形は丸みを帯びていたり、少し角張っていたりと不規則です。また、顔だけでなく、首の後ろやデコルテ(胸元)、腕、手の甲など、日常的に衣服から露出して紫外線を浴びやすい部位にも現れることがあります 。

春から夏にかけて色が濃くなる特有の「季節変動」

そばかすの色の濃さは、年間を通して一定ではなく、季節によって明確な変動が見られるのも大きな特徴の一つです 。特に紫外線量が急激に増加する春先から、日差しが最も強くなる夏にかけては、そばかすの色が著しく濃く、目立つようになります 。逆に、日差しが和らぎ紫外線量が減少する秋から冬にかけては、肌のターンオーバー(新陳代謝)によって蓄積されたメラニンが徐々に排出されるため、色が薄く落ち着いた状態に戻ります 。このサイクルを毎年繰り返すのが雀卵斑の典型的な症状です。

紫外線量とメラノサイトの活性化の相関関係

この季節変動の背後には、肌の奥に存在する色素細胞(メラノサイト)の働きが深く関わっています。春から夏にかけて強い紫外線を浴びると、肌は自身を守るためにメラノサイトを活性化させ、大量のメラニン色素を作り出すよう指令を出します 。遺伝的にそばかすができやすい体質の方は、このメラニン生成のスイッチが非常に敏感であり、少しの紫外線でも過剰に反応してしまうため、短期間で一気に斑点の色が濃くなってしまうのです 。

年齢による変化(幼少期の発症から思春期のピーク、そして大人へ)

そばかすは、発症する年齢と加齢に伴う変化においても、他のシミとは全く異なる経過をたどります。一般的なシミ(老人性色素斑)が長年の紫外線ダメージの蓄積により30代から40代以降に現れ始めるのに対し、そばかすは早ければ3歳頃の幼少期から現れ始めます 。そして、身体が急激に成長しホルモンバランスが大きく変化する思春期(10代前半〜後半)にかけて、斑点の数が最も多くなり、色も最も濃く目立つピークを迎えます 。しかしながら、幼少期から無防備に海や山で紫外線を浴び続け、肌の深部にダメージが蓄積している場合は、大人になっても消えずに定着してしまうことがあります 。また、大人になってからできた他の種類のシミと混ざり合ってしまい、顔全体がくすんで見える原因となることもあります。

なぜできるの?そばかすを悪化・増加させる4つの原因

そばかすが発生し、さらに濃く悪化していく背景には、生まれ持った先天的な体質と、日常生活の中で受ける後天的な環境要因の両方が複雑に絡み合っています。ここでは、代表的な4つの原因を詳しく解説します。

常染色体優性遺伝による「先天的な体質」の影響

そばかすができる最も根本的な原因は、「遺伝的にメラニンを過剰に作りやすい体質」にあります 。医学的な研究により、そばかすは「常染色体優性遺伝(じょうせんしょくたいゆうせいいでん)」という遺伝形式をとることが分かっています 。これは、両親のどちらか一方にでもそばかすがある場合、高い確率でその子どもにもそばかすの体質が受け継がれることを意味しています 。つまり、そばかすは不規則な生活習慣やスキンケアの怠慢だけで突然発症するものではなく、生まれ持った肌の設計図(DNA)がベースに存在しているのです。ご家族やご親戚にそばかすがある色白の方が多い場合は、この遺伝的要因が強く働いていると考えられます 。

紫外線(UV-A・UV-B)ダメージの蓄積と光老化

遺伝的な素因を持っている方にとって、そばかすを劇的に増やし、悪化させる最大の引き金となるのが「紫外線」です 。地表に降り注ぐ紫外線には、肌の奥深くの真皮層まで到達する「UV-A(紫外線A波)」と、肌の表面の表皮に急激な炎症を起こす「UV-B(紫外線B波)」の2種類が存在します 。この過程で過剰に作られたメラニン色素がターンオーバーで排出しきれずに肌に沈着し、そばかすとして表面化するのです 。また、UV-Aは窓ガラスも通過して肌の奥のコラーゲンやエラスチンを破壊し、肌のハリを失わせる「光老化(ひかりろうか)」を引き起こし、結果として肌のターンオーバーを遅らせてメラニンの排出を滞らせる悪循環を生み出します。

日焼け(サンバーンとサンタン)が引き起こす急性と慢性の影響

紫外線を浴びた際の人体の反応は、一時的なものと長期的なものに分けられます。海やプールなどで強い紫外線を浴びてから数時間後に肌が真っ赤に炎症を起こしてヒリヒリ痛む状態を「サンバーン」と呼びます 。重度の場合は水ぶくれを生じることもある急性の火傷状態です。その後、数日経過して炎症が落ち着いた後に、肌が黒く褐色化する現象を「サンタン」と呼びます 。美容面だけでなく、健康を守る意味でも紫外線対策は極めて重要です。

妊娠やピル服用による女性ホルモン(エストロゲン等)の変動

紫外線のほかにも、体内からの影響でそばかすが突然濃くなる時期があります。それは「女性ホルモンのバランスの変動」です 。これらのホルモンは、色素細胞(メラノサイト)を刺激し、メラニンの生成を活発にする働きを持っています 。そのため、妊娠を機に急にそばかすが濃く目立つようになったり、これまで気にならなかったシミが浮き出てきたりすることが多々あります。出産を終えてホルモンバランスが通常に戻ると、ある程度自然に薄くなることもありますが、完全に元通りにならないケースも少なくありません。

睡眠不足や過度なストレスによる自律神経の乱れ

現代社会において避けて通れない「睡眠不足」や「過度な精神的ストレス」も、そばかすを悪化させる隠れた原因の一つです 。さらに、強いストレスを受けると自律神経が乱れ、ホルモンバランスを崩すとともに、体内に活性酸素を発生させます 。この活性酸素がメラノサイトを刺激して過剰なメラニン生成を引き起こすため、「最近忙しくて疲れが溜まっている」という時に限って、そばかすや肌のくすみが悪化したように感じるのはこのためです。外側からのスキンケアだけでなく、十分な休息とストレスケアといった内側からのアプローチも、透明感のある肌を保つためには欠かせません 。

間違えやすいシミは?そばかすとの鑑別診断(老人性色素斑・肝斑など)

お顔に現れる茶色い斑点は、すべてがそばかすとは限りません。肌にできるシミには様々な種類があり、それぞれ原因も違えば、適した治療法も全く異なります。ご自身の判断で誤ったケアを行うと、かえって症状を悪化させてしまう危険性があります。ここでは、皮膚科専門医が診断する際に重視している「他のシミとの見分け方(鑑別診断)」について解説します。

  そばかす 老人性色素斑  肝斑 炎症後色素沈着  後天性真皮メラノサイトーシス (ADM)
 好発年齢 幼少期 30代~40代以降  30代~50代 年齢に関係なく、炎症が起きた後  10代後半~30代
色調 明るい茶色 茶色  明るい茶色~茶褐色 元々の炎症の形に沿って色素が沈着する


 灰褐色~青みがかった褐色
形状 小さな点状 境界が明瞭な円形~不定形   境界が不明瞭で面状  1-3mmの点状が集合
分布 鼻~両頬に散在 日光が当たる部位 頬骨に沿って左右対称 両頬、額などに左右対称
季節変動 夏に濃くなる傾向 夏に濃くなる傾向がある 夏に濃くなる傾向 なし なし

加齢や紫外線による「老人性色素斑(一般的なシミ)」との違い

老人性色素斑は、世間一般で「シミ」と呼ばれている最も代表的なものです。そばかすが幼少期から思春期にかけて発症のピークを迎えるのに対し、老人性色素斑は30代から40代以降に、長年浴び続けた紫外線ダメージの蓄積と、加齢による肌のターンオーバーの低下(老化現象)によって現れるのが特徴です 。見た目も大きく異なり、そばかすが細かい斑点の集まりであるのに対し、老人性色素斑は数ミリから時には数センチにも及ぶ比較的大きな塊で、左右非対称に現れ、輪郭がくっきりとした濃い褐色の斑点として形成されます 。

30代以降の女性に多い「肝斑(かんぱん)」との合併リスク

皮膚科での診断において最も注意を要するのが「肝斑」です。肝斑は主に30代から40代の女性に現れ、女性ホルモンの乱れや、洗顔時の摩擦などが主な原因とされています 。そばかすと同じように両頬の高い位置に左右対称に現れるため非常に混同されやすいのですが、肝斑は細かい斑点ではなく、境界が曖昧で「もやもやとした不鮮明な輪郭」で広がるのが特徴です 。そのため、治療前には必ず医師による正確な鑑別診断を受けることが不可欠です 。

あざの一種である「ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)」や「太田母斑」との区別

。そばかすとの決定的な違いはメラニンが存在する「深さ」にあり、表皮ではなく肌の深い部分(真皮層)に色素があるため、茶色というよりは少し灰色がかったり、青みを帯びた褐色に見えたりするのが特徴です 。生まれつき存在するか、あるいは思春期に発症し、目の周りや額、頬などに広がりますが、自然に消えることはありません 。これらは一般的なシミ治療とは異なる専門的なアプローチ(特定の波長のレーザー治療など)が必要となります。

そばかすの治療方法

最初のステップ:専門医への相談

そばかすの治療を考える上で最も大切なことは、まず皮膚科専門医に相談し、正確な診断を受けることです 。前述の通り、シミの種類によって最適な治療法は全く異なります。正しい診断が、安全で効果的な治療への第一歩です。

クリニックでの専門的な治療

クリニックでは、そばかすの状態や患者さんの希望に合わせて、様々な治療法を組み合わせて最適なプランを提案します。治療は単一の方法で完結する「魔法の弾丸」ではなく、レーザー治療、外用薬、内服薬などを組み合わせた多角的なアプローチが一般的です。

A) 光・レーザー治療:そばかす治療の主役

これらの治療は、特定の波長の光エネルギーを利用して、そばかすの原因であるメラニン色素だけを選択的に破壊する仕組みです。光がメラニンに吸収されると熱に変わり、色素を細かい粒子に分解します。その後、分解された粒子は体内の免疫細胞によって自然に排出されていきます 。

IPL(光治療)

広範囲に散らばる、比較的色の薄いそばかすに適しています。レーザーよりもマイルドな光を顔全体に照射するため、そばかすだけでなく、肌全体のくすみを改善し、トーンアップさせる効果も期待できます 。通常、3~5回程度の継続的な治療が必要です 。

Qスイッチレーザー

IPLよりも強力で、色の濃いそばかすをピンポイントで狙い撃ちするのに適しています。少ない治療回数で高い効果が期待でき、場合によっては1回の治療で大幅な改善が見られます 。

ピコレーザー

最新世代のレーザーで、ピコ秒(1兆分の1秒)という非常に短い時間でエネルギーを照射します。熱によるダメージを最小限に抑えながら、より効率的にメラニンを破壊できるため、ダウンタイムや副作用のリスクが軽減されるという利点があります 。

治療後の経過(ダウンタイムと副作用): 治療直後は、軽い赤みや日焼けのようなヒリヒリ感が出ることがあります。その後、そばかすの部分が一時的に濃くなり、数日後にはコーヒーかすのような薄いかさぶたができます。このかさぶたは1~2週間で自然に剥がれ落ち、その下から新しい綺麗な皮膚が現れます 。このかさぶたを無理に剥がすと跡が残る可能性があるため、自然に取れるのを待つことが非常に重要です 。

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しっかり取りきる ≪Qスイッチレーザー≫
ノーダウンタイム治療 ≪ルメッカ≫

B) 外用薬(塗り薬):治療のサポートと再発予防

ハイドロキノン

メラニンの生成に必要な酵素(チロシナーゼ)の働きを阻害することで、新しいシミができるのを防ぎ、既存のシミを薄くする効果があります。「肌の漂白剤」とも呼ばれます 。

トレチノイン(レチノイン酸)

肌のターンオーバーを強力に促進し、メラニンを含んだ古い角質を速やかに排出させる働きがあります 。

これらの薬剤は効果が高い反面、赤みや皮むけなどの刺激を伴うことがあるため、必ず医師の指導のもとで使用する必要があります 。

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C) 内服薬(飲み薬):身体の内側からのアプローチ

トラネキサム酸

メラノサイトの活性化を抑える働きがあり、主に肝斑の治療に用いられますが、そばかすの悪化防止にも有効です 。

ビタミンC、L-システイン

強力な抗酸化作用を持ち、メラニンの生成を抑制したり、できてしまった黒色メラニンを薄くしたりする効果があります 。レーザー治療後の色素沈着予防や、治療効果を維持するために推奨されます。

当院でのそばかす治療

まずは診察して診断します。
雀卵斑はどの治療に対しても治療反応が良好です。
それぞれの治療の特徴から治療を選択します。

うらた皮膚科のそばかす治療
  ピコスポット ピコフラ ルメッカ 塗り薬
シミ取り効果 ◎◎◎ 〇 ◎ ◎
赤み - - ◎ -
ハリツヤ - ◎ ◎ ◎
毛穴・ニキビ跡 - ◎ △ △
DT かさぶた 目立つ 無し 少し なし
赤み 目立つことあり 1日で改善 少し 常時あり
皮むけ 無し 無し 無し 1カ月あり
合併症 PIH リスクが高い 少ない 少ない 無し
痛み × × 〇 ◎

そばかすの予防方法

そばかすの治療で肌が綺麗になったとしても、その後のケアを怠ると再発してしまう可能性があります。また、今は気にならないという方も、将来の肌のために予防を心がけることが大切です。そばかすの管理において、最も重要なのは日々の予防です。

予防の基本:紫外線対策

そばかすを濃くさせない、増やさないために最も重要なことは、紫外線を徹底的に防ぐことです 。

  • 日焼け止めの選び方:
    • SPF: 肌を赤くする日焼け(サンバーン)の原因となるUVBを防ぐ効果の指標です。日常生活ではSPF30程度、屋外でのレジャーなどではSPF50+が推奨されます 。
    • PA: シワやたるみの原因となるUVAを防ぐ効果の指標です。「+」の数が多いほど効果が高く、PA+++やPA++++のものを選ぶと安心です 。
  • 日焼け止めの正しい使い方:
    • 毎日欠かさずに: 紫外線は季節や天候に関わらず一年中降り注いでいます。曇りの日や室内でも窓を通して肌に届くため、毎朝のスキンケアの一環として日焼け止めを塗る習慣をつけましょう 。
    • 十分な量をムラなく: 外出する15~30分前に、十分な量を肌にムラなく塗り広げます 。
    • こまめな塗り直し: 汗や摩擦で落ちてしまうため、2~3時間おきに塗り直すことが理想的です。特に汗をかいた後や水に濡れた後は、必ず塗り直しましょう 。
  • 物理的な防御: 日焼け止めだけに頼らず、つばの広い帽子、UVカット機能のあるサングラスや衣類、日傘などを活用し、物理的に紫外線を遮断することも非常に効果的です 。特に日差しの強い午前10時から午後3時頃は、なるべく日陰で過ごすように心がけましょう 。

日々のスキンケア習慣

  • 優しく洗う: ゴシゴシと強くこする洗顔は、肌への摩擦となり、炎症を引き起こして色素沈着の原因になることがあります。たっぷりの泡で優しく洗い、ぬるま湯で丁寧にすすぎましょう 。
  • しっかり保湿: 肌が乾燥しているとバリア機能が低下し、紫外線の影響を受けやすくなります。洗顔後はすぐに化粧水や乳液でしっかりと保湿し、うるおいのある健康な肌状態を保ちましょう 。
  • 美白化粧品を取り入れる: ビタミンC誘導体、トラネキサム酸、アルブチンなどが配合された美白有効成分を含む化粧品を日々のケアに取り入れることで、メラニンの生成を抑え、シミやそばかすを予防する効果が期待できます 。ただし、これらはあくまで予防や軽度の改善が目的であり、クリニックでの治療のような劇的な効果は期待できません。

生活習慣と食事

  • バランスの取れた食事: 肌の健康は、内側からのケアも重要です。抗酸化作用の高い栄養素を積極的に摂取しましょう。
    • ビタミンC: メラニンの生成を抑えます(パプリカ、ブロッコリー、キウイなど) 。
    • ビタミンE: 血行を促進し、肌のターンオーバーを助けます(アーモンド、かぼちゃなど) 。
    • β-カロテン(ビタミンA): 皮膚や粘膜の健康を維持します(にんじん、ほうれん草など) 。
  • 質の良い睡眠: 睡眠中に分泌される成長ホルモンは、日中に受けた肌ダメージを修復し、ターンオーバーを促進するために不可欠です。十分な睡眠時間を確保しましょう 。
  • ストレス管理: 過度なストレスはホルモンバランスを乱し、肌の状態を悪化させる原因となります。適度な運動や趣味の時間など、自分に合った方法でストレスを上手に発散させましょう 。

よくある質問

Q
そばかすと、いわゆる普通の「シミ」との一番の違いは何ですか?

A
最も大きな違いは「原因」と「現れる年齢」です。そばかすは主に遺伝的な要因によって幼少期に現れます。一方、一般的に「シミ」と呼ばれる老人性色素斑などは、長年の紫外線ダメージの蓄積が主な原因で、成人してから現れる後天的なものです 。
 

Q
そばかすは遺伝だから、治療や予防をしても無駄なのでしょうか?

A
決して無駄ではありません。遺伝はそばかすの「できやすさ」を決める要因ですが、それがどのくらい「目立つ」かは、紫外線対策などの後天的なケアによって大きく変わります。遺伝は変えられませんが、そばかすを濃くする引き金となる紫外線は自分でコントロールできます。また、できてしまったそばかすも、専門的な治療によって大幅に薄くすることが可能です 。
 

Q
年を取ると、そばかすは自然に消えるというのは本当ですか?

A
思春期をピークに、成人すると自然に色が薄くなったり目立たなくなったりする傾向があるのは事実です 。しかし、すべての人に当てはまるわけではなく、紫外線を浴び続ける生活を送っていると、年齢を重ねても濃いまま残ることもあります。年齢に期待するだけでなく、積極的な紫外線対策を続けることが重要です。
 

Q
レーザー治療は痛いですか?また、何回くらい通う必要がありますか?

A
痛みは「輪ゴムで軽く弾かれた程度」と表現されることが多く、強い痛みを感じることは稀です。治療回数は、そばかすの状態や使用する機器によって異なります。IPL(光治療)であれば3~5回程度、Qスイッチレーザーであれば1~2回で満足のいく結果が得られることもあります 。カウンセリングの際に、医師があなたの肌に合った治療計画を提案してくれます。
 

Q
レーザー治療後に「戻りジミ」ができると聞きました。これは何ですか?

A
「戻りジミ」とは、レーザー治療の数週間後に、治療した部分が一時的に再び濃くなる現象で、医学的には「炎症後色素沈着」と呼びます。これはレーザーの刺激に対する肌の正常な治癒反応の一つです。特に心配する必要はなく、医師の指示に従って適切なアフターケア(徹底した紫外線対策や処方された外用薬の使用など)を行えば、通常は数ヶ月かけて自然に薄くなっていきます 。
 

Q
市販の化粧品やセルフケアだけで、そばかすを完全に消すことはできますか?

A
徹底した紫外線対策や優れた美白化粧品によるセルフケアは、そばかすを「管理」し、「予防」する上で非常に重要です。しかし、既に定着してしまったそばかすをセルフケアだけで完全に消すことは困難です。目に見える形で大幅に改善したい場合は、メラニン色素に直接アプローチできるレーザー治療などの専門的な医療の力を借りるのが最も効果的です 。

ご予約方法

初診の方もWEB順番予約がご利用いただけます。

当日のWEB順番予約は、診療開始時間から順番をお取りすることができます。
直接お並びいただく場合は、診療開始15分前から窓口受付をしています。

  午前 午後
診療時間 9:30~12:30
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Web順番予約の取り方
 

2種類の順番予約があります

■ 一般・美容の診察予約

ほとんどすべての診療はこちら。

■ シミ外来

シミのご相談はこちら。
診察前に肌診断機での撮影があるため、お呼び出し順番を分けています。
一般とシミと両方のご相談がある方も「シミ外来」で予約をお取りください。

シミ外来では、肌診断機での撮影・スタッフによる事前問診の後に、医師の診察を行っています。
診療の状況により、スタッフ問診後の医師診察をお待ちいただくお時間が必要となりますことをご了承ください。

 

問診票

事前に問診票のご記入をしていただくと、その後の診察をスムーズに進めることが出来ます。LinkIcon問診票ダウンロード
 

当日施術について

当日施術のご希望は、空き状況によってご案内出来ないことがございます(別日の予約施術になります)
土曜日の当日施術は、特に予約施術が多いため待ち時間が長くなります。
詳しくは、こちらをご覧ください。→初診の方へ(Q&A)

≪監修者プロフィール≫
監修・監修: うらた皮膚科 院長 浦田透
保有資格: 日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医
経歴:
平成23年 中京病院 研修医
平成25年 中京病院 皮膚科
平成26年 名古屋大学医学部附属病院 皮膚科
平成27年 国立がん研究センター中央病院 皮膚腫瘍科
平成28年 名古屋大学医学部附属病院 医員
平成30年 名古屋大学医学部附属病院 病院助教
平成31年 名古屋大学医学部附属病院 助教
令和3年4月 うらた皮膚科 副院長
令和3年11月 うらた皮膚科 院長
シミ外来予約