プロペシアとは
プロペシアとは
プロペシア(一般名フィナステリド)とはAGAの治療薬です。
日本皮膚科学会のガイドラインで強く推奨されており、まずするべき治療の一つとされています。
プロペシアは厚生労働省からも承認されている治療ですが、保険適応はないため全ての医療機関に置いて自費治療になります。
日本皮膚科学会が推奨するAGAでまずするべき治療
プロペシア
ザガーロ
ミノキシジル
プロペシアはどんなお薬か
プロペシアはAGAの原因となるDHT(ジヒドロテストステロン:男性ホルモンの一種)の産出を阻害します。
AGAでは、GHTによってヘアサイクルが短り、毛が柔らかくコシが無くなり、抜け毛が増えて行きます。
プロペシアがGHTの算出を阻害することで、抜け毛を減らし、AGAの進行を抑えます。
AGAでは、GHTによってヘアサイクルが短り、毛が柔らかくコシが無くなり、抜け毛が増えて行きます。
プロペシアがGHTの算出を阻害することで、抜け毛を減らし、AGAの進行を抑えます。
プロペシアの治療効果
AGAの日本人男性に対するプロペシアの治療効果
20~50歳までのAGAの日本人男性に対して3年間プロペシアを続けることで薄毛の状態が改善しました。
- 3年間継続することで、78%改善が改善した。20%が進行しなかった。2%が進行した。
- すぐに効果が出なくても続けることで改善がみられることが多い。
プロペシアの副作用
AGAの日本人男性に対するプロペシアの副作用
20~50歳までのAGAの日本人男性に対して3年間プロペシアの内服を続けたところ、
- 重篤な副作用は見られなかった。
- 勃起不全・性欲減退がわずかに見られた。
日本発売後の大規模再調査におけるプロペシアの副作用
再審査報告内の使用成績調査において、
- 副作用発現発症率は0.5%。
- 性欲減退が0.2%、勃起不全は0.1%
プロペシアの使い方
プロペシアの用法・用量
1日1回内服し、少なくとも6カ月は継続して効果判定をします。
男性成人のみ使用できます。
プロペシアを割って飲まないでください。
妊娠中の方が服用したり、割ったプロペシアに触れて有効成分が吸収されたりすると男子胎児の正常発育に影響を及ぼす可能性があります。
割らない限りは、プロペシアはコーティングされているので、有効成分に触れることはありません。
プロペシア使用上の注意点
前立腺がん検査でPSA値が約50%低く出ます。
前立腺がんの健診を受ける予定のある方は、検査を実施される医師にプロペシアを内服していることをしらせてください。
日本赤十字社より以下の献血制限が行われています。
プロペシア服用中の方は献血が出来ません。
献血時に記入する問診票に置いて、直近一カ月以内にプロペシア服用がないか確認する項目があります。
よくある質問
どれくらいで効果がでますか。
薄毛が改善したらやめてもいいでか。
服用時間は何時にすればいいですか。
塗り薬の育毛剤、発毛剤と一緒に使えますか。
他の薬との飲み合わせは大丈夫ですか。
女性でも使えますか。
妊娠中の方がフィナステリドを服用すると、男子胎児の生殖器等の正常発育に影響を及ぼすおそれがあります。