塩化アルミニウム外用治療とは

塩化アルミニウムの多汗症治療

全ての部位の多汗症に対して、まず最初に行う治療の候補となっています。
「ワキ汗」「手汗・足底の汗の軽症例」は、単純塗布(塗るだけ)で使用します。
「手汗・足底の汗の中等症~重症度」は、密閉療法で使用することで効果が強くなります。
ワキ汗には保険の外用薬が登場したこともあり、特に手汗や足底の汗の対策としてよく使用されます。
保険適応が無く、自費治療になります。
 

塩化アルミニウム軟膏の適応の方

  • 手汗でお困りの方
  • 足汗でお困りの方

 

塩化アルミニウムローションの適応の方

  • 顔・頭の汗でお困りの方
  • 体幹の汗でお困りの方

 
 

手汗、足汗対策の比較

塩化アルミニウム軟膏の密閉治療は短所が少なくとてもオススメ。

手汗、足底の汗の対策
  イオントフォレーシス 塩化アルミニウム
ローション
塩化アルミニウム
軟膏の密閉治療
ボトックス注射
治療効果
頻度 週1~2回続ける 最初は毎日使用する
効果が出てきたら週2~3回
 3~6カ月毎
長所 唯一の保険適応
市内の高校生以下は無料
  効果が強い
短所 通院回数が多い 効果が弱い   痛みが強い
保険適応 あり なし なし なし

 
 

塩化アルミニウムの効果

手汗患者12名の20%塩化アルミニウムローション治療の報告

治療方法

12名の手の多汗症患者12名で、片方の手で4週間毎日塩化アルミニウム外用し、もう片方は無治療とした。

4週間後に機械で発汗量を測定した。

結果

【効 果】51.4対72.7g water/m2/hと汗の量は有意に減少した。

【副作用】手のかぶれが12名中4名にみられた。1名はかぶれがひどかったため治療を中止した。 

 

手足の重症多汗症患者53名の20%塩化アルミニウム密閉治療(日本2007)

治療方法

53名の手足の多汗症患者(平均年齢26歳)。

片方の手で4週間毎日塩化アルミニウム密閉治療、もう片方はボトックス注射(片側50単位)治療を行った。

4週間後に機械で発汗量を測定した。

結果

どちらも発汗量が著名に低下した。

塩化アルミニウムの密閉治療は、ボトックス注射と同等の治療効果であった。 

手足多汗症に強力な効果がある密閉治療で使いやすい軟膏タイプもございます!

 

塩化アルミニウムの使い方

塩化アルミニウムの単純塗布

「脇」「手足の軽症例」に使用します。

夜寝る前に、発汗部位に外用します。
しばらくは毎日続けます。
効果がみられたら、外用の間隔を空けます(週1~2回)。

 

塩化アルミニウムの密閉治療(ODT治療)

「手足の中等症~重症例」に使用します。
ボトックス注射と同様の治療効果があります。

塩化アルミニウム軟膏(密閉治療がしやすい)

夜寝る前に、手のひらに塩化アルミニウム軟膏を塗ります。
手の甲、指間部にワセリンを塗ります。(カブレの対策)
その上から、プラスチック手袋をします。(足はサランラップ)
翌朝、手袋を外して手を洗います。 
しばらくは毎日続けます。1週間程度で効果がみられるので、外用の間隔を空けます(週1~3回)。

塩化アルミニウムローションで行う密閉治療

夜寝る前に、手の甲、指間部にワセリンを塗ります。(カブレの対策)
綿の手袋をして、ローションを手のひら側にたっぷり染み込ませます。
綿手袋の上から、プラスチック手袋をします。(足はサランラップ)
翌朝、手袋を外して手を洗います。 
しばらくは毎日続けます。1週間程度で効果がみられるので、外用の間隔を空けます(週1~3回)。

  

塩化アルニウムの費用

全て、税込みです。

薬剤料 

ローション100ml 1,650円

軟膏50g 2,750円