エピデュオとは

エピデュオとは

エピデュオゲルは、過酸化ベンゾイルとアダパレンという2つの有効成分を配合したお薬です。
ニキビの原因となるアクネ菌を殺菌し、毛穴のつまりを改善します。
塗り続けることでニキビが出来にくいお肌を目出せます。
 

エピデュオのはたらき

毛穴詰まりを改善することで、ニキビ治療、ニキビ予防効果があります。

 
 

エピデュオの治療効果

エピデュオのニキビ患者3855名の研究結果

12歳以上で、顔面の赤ニキビが20~50個、白ニキビが30~100個のニキビ患者3855名が参加した。
エピデュオ、アダパレン、BPO、ゲル基剤を比較して効果と安全性を比べた。
 

エピデュオの皮疹の改善率

12週目に「ニキビが殆ど消退した患者の割合」を比較した。
エピデュオゲル群が33.1%、アダパレン0.1%ゲル群が20.0%、BPO2.5%ゲル群が23.1%、ゲル基剤群が14.2%であった。
エピデュオゲル群は8週目および12週目において、他の薬剤に対して有意な差が認められた。

 

エピデュオの皮疹の数の減少率

12週目に「ニキビの数の減少率」を比較した。
エピデュオゲル群が -59%、アダパレン0.1%ゲル群が-47%、BPO2.5%ゲル群が -46%、ゲル基剤群が -33%であった。
エピデュオゲル群は1週目以降すべての評価時点で、他の薬剤に対して有意な差が認められた。

 
 

エピデュオの副作用

エピデュオの副作用

日本人417名に対して行った国内第III層試験では、エピデュオゲル群で212例中27例(12.7%)、アダパレン0.1%ゲル群で101例中3例(3.0%)、BPO2.5%ゲル群で104例中7例(6.7%)の副作用が見られた。
 

エピデュオの強い副作用

日本人417名に対して行った国内第III層試験では、 エピデュオゲル群で9例(皮膚刺激8例、アレルギー性皮膚炎1例)、アダパレン0.1%ゲル群で1例(皮膚刺激)、BPO2.5%ゲル群で3例(アレルギー性皮膚炎、日光皮膚炎、接触性皮膚炎が各1例)に投与中止に至る副作用が 認められた
尚、本試験において重篤な副作用は認められなかった。

 

エピデュオの皮膚の刺激反応

エピデュオゲル群はアダパレン0.1%ゲル群、BPO2.5%ゲル群よりも、局所刺激性の発現した割合が高い。

 
 

エピデュオの使い方

エピデュオの塗り方

 1日1回1FTU(およそ0.5g)を就寝前に全顔に塗布。

 
最初に起こりやすい刺激感は、保湿をしっかりおこない乗り切る。
洗顔→保湿薬→エピデュオの順に使用します。
保湿だけでは乗り切れないこともあります。
その場合は、「少ない量」「狭い範囲」「短い時間」からします。
 
 3カ月継続する。
治療効果判定は、2-3か月後に行います。